腰痛を和らげるのに効果的なツボ

腰痛と一口に言っても、加年や運動による腰椎の変形や、ヘルニアの様な疾患による腰痛 から、周辺筋肉の疲労による腰痛まで原因は様々。姿勢の悪さや筋力不足が原因となって いることも・・・。まずは整形外科など専門家の診断を受けることをお勧めします。 筋肉疲労が原因なら、指圧やマッサージなどのツボ刺激はとっても効果的。一度お試しア レ。

大腸兪/だいちょうゆ
ちょうどウェストベルトの高さで、背骨から指二本分外側。腰に手を当てて、親指で腰骨 の少し上を押すとジーンと効いてくる感じがするのでわかります。

腎兪/じんゆ
大腸兪(ウェストベルトの高さで、背骨から指二本分外側)の指幅三本分上。

委中/いちゅう
膝の裏側の曲げるときにできる大きなシワの中央。ここはとっても見つけやすく、腰の痛 みにとっても効果的。

太谿/たいけい
内側のくるぶしのグリグリした部分とアキレス腱の中央窪みにあります。親指と人差し指でつまんで、グリグリと揉みほぐしてみましょう。

[腰痛に効くツボ刺激でリラックス]
部屋でゆっくりとツボを刺激するのも効果的。筋肉疲労による腰痛なら、かなり楽になるはず。刺激後はあまり体を動かさないほうがいいので、就寝前などに試してみよう。背中のツボは、いずれもひと押し10秒、5〜6回が目安。
腎兪(じんゆ)
肩からひじを体の両わきにぴったりつけたときの、ひじの高さ。両腕を後ろに回し、親指の腹で二つのツボを一緒に刺激する。体に対して垂直にカを入れ、ゆっくリカを抜く。 ツボ
志室(ししつ)
腎兪から左右外側に指幅二本分。肩甲骨のもっとも肉側の点から垂直に下がった線上にある。両手の親指で内側に向けて強めのカで押す。
大腸兪(だいちょうゆ)
腰に手を当てたときの手の高さで、背骨から左右外側に指幅二本分。刺激の仕方は腎兪と同じ。 ツボ
風市(ふうし)
両腕をわきに垂らし、まっすぐ立ったとき、中指の先が触れる筋の溝のあたり。椅子に座った状態で、コリをほぐすように10分ほど押しながらもむ。腰痛の予防にもなる。
腰痛
重いものを持った時、椅子の硬さや座っている時の姿勢、冷えなど色々な原因があります。慢性的な腰痛はストレッチや水中歩行やクロール泳法などの軽めの運動療法がお勧めです。
     委中(いちゅう)

      <効果>
腰部の血行を改善します。
      <場所>
膝後の線の真ん中。先の丸いペンのキャップを使っても良いでしょう。

   腰腿点(ようたいてん)

      <効果>

急性のぎっくり腰のツボですが、慢性腰痛にも効果があります。
      <場所>
手の甲側の人差し指と中指の間で、手首側の付け根のくぼみ。
・同じく手の甲側の薬指と小指の間で手首側の付け根のくぼみ