■(6).体験記・費用編■

(1).事前予約と必要書類  /  (2).定期点検と記録簿  /  (3).出発前の最終確認
  
(4).受付 / (5).検査ライン / 
(6).費用 / (7).Q&A /


費用の集計や所見などについてです。


〜 検査ライン終了時の書類の流れについて 〜
念入りな「下回り検査」が終了すると、車を前に移動させてジャマに
ならない位置に止めます。車から降りて、また「自動車検査票」に下回り検査結果を記録させます(挿入方向に注意)。左はその記録機です。
記録後は、すべての書類をそろえて「総合判断室」に提出します
これが「総合判定室」です。すべての検査に合格し、
かつ書類に不備がなければ、合格印を押して返却されます
もし不合格項目があれば、再検査です。
四日市自動車検査場の窓口にすべての書類を窓口に提出します。
もしも検査で不合格項目があった場合には、再調整した上でその部分のみ
の再検査をうけます。当日中であれば、何度でも再検査できるようです。
当日中の手直しが困難である場合は、「限定車検証」を交付してもらって
後日再検査(手数料が必要)、となります。
あとは新しい車検証ステッカーの交付を待つばかりです。
今回、再検査もなく、無事にユーザー車検を終了しました。
かかった総費用については、このページの下をご覧下さい
(本当に安上がりでした!)。
〜 もしも当日、再検査を受ける場合は 〜
検査ライン入口にある再検査ボタンから該当する項目を押す。
もしくはインターホンで、「○○の再検査です。」と
告げてください。
下回り以外の再検査でピットを通過する場合は、
検査ライン入口の通過申告ボタンを押して指示に従って下さい。
ヘッドライト光軸テストは、よく通らない事があります。
自分で調整する時はボンネットを開けてドライバで調整してください。
それでもダメな時は、北勢自動車協会の隣で調整してくれます。
北勢自動車協会の窓口でテスター券を買ってください。税込み1050円です。
   
〜 もしも当日、不合格で再検査が不可能な場合 〜
限定自動車検査証の交付請求を行い、15日以内に現車を提示し、再受験をする。
限定自動車検査証の交付請求を行い、15日以内に指定工場(民間車検)において
限定保安基準適合証の交付をうける限定検査を受ける。     
 
限定自動車検査証の交付請求を行わず、翌日以降全検査を再受検する。
その他不明な点は車輌課でお尋ね下さい。

 さて、総費用はいくらでしょうか。 

〜 今回のユーザー車検でかかった総費用 〜
No.

内     容

費  用

備  考

1ナンバー 3ナンバー

●前日までの出費(自分で作業)

 家で下回りを重点に洗車 0円 コイン洗車場でもOK 
 検査場に検査日をネット予約 0円 テレホンサービスなら約30円
●当日の出費(北勢自動車協会にて)
 自賠責保険更新(向こう12ヶ月分)   32790円 29780円 北勢自動車協会で手続 
 申請書類(継続審査用3枚セット)を購入 35円
  点検整備記録簿(1ナンバーは緑)【無ければ60円】 0円 (普通車はピンク)
  自動車税納税証明書【無ければ再発行300円】 0円 中古車等は無い
 手数料印紙(自動車検査票に添付用)  1500円 4.5ナンバーは1400円
 重量税印紙(自動車重量税納付書に添付) 13200円 50400円
小計費用 :(約47000円)・(約82000円) 47,525円 81,750円
 自動車リサイクル料   9810円 13680円
合計費用 :(約57000円)・(約96000円) 57335円 95430円

【2005年からは「自動車リサイクル法」の施行により、ユーザー車検・業者車検を問わず
「自動車リサイクル料」が別途に必要な場合があります。
(2005年以降に初めて受ける車検の一回のみ)詳しくはこちらをご覧下さい。
具体的な料金は車種別設定となりサイトなど公開されています。 開かない時はこちらからどうぞ。】
リサイクル料金の詳細はこちらからどうぞ

【 おわりに 】
ここでユーザー車検にかかった費用をを再確認してみます。

車検の際は、誰が行っても 同じ金額のものがあります。
「手数料印紙(自動車検査票に添付用)」
「申請書類(継続審査用3枚セット)」
「重量税印紙(自動車重量税納付書に添付)」
「自賠責保険更新」(保険会社によって少し違う場合あり)
上記は必須ですからこれは仕方ありません。

その他
「点検整備記録簿」(備え付けのを使うと0円)
「TEL代」(テレホンサービスで先行入力すると30円)

総費用で4万円台が実現しました。少し苦労はしますが、やはりお得ですね。   

各保険、重量税の金額



ただし、車検を単にお金の面だけからとらえてはいけません。日常の点検であれ
ユーザー車検であれ、ユーザーが 「自己の責任において」 実施するものです。

1−脚まわりを交換したらアライメントテスターで点検してみる
2−マフラーを交換したら排気ガスの漏れを定期的にチェックする
3−ヘッドライトのバルブ交換をしたら光軸に注意する
4−オイル交換をしたらドレンボルトからのオイルにじみをチェックする など
程度の大小はあっても すべて自分が管理者であり責任者であるわけです。
自分で点検できない項目については、整備業者にお願いしましょう。


検査場の検査官は、本当に真剣に見てくれます。
これらの方々にも失礼の無いよう心がけましょう。


さあ、あなたもユーザー車検にチャレンジしてみませんか?


■ユーザー車検 INDEX■
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